2008年03月17日
誕生サンショウウオ!
ついに、カスミサンショウウオが誕生しました。その瞬間です。
ゼリーの中でうごきはじめました。
生まれたては小魚のよう、丸い目がかわいい・・
水中に出るとバランサーというのを出して体を安定させます。(えらとは別の棒状のがでています)・いよいよ社会の荒波に泳ぎ出るのです。



Posted by まんのう池コイネット at 19:17│Comments(4)
│満濃池の自然
この記事へのコメント
凄いですね~。何匹くらい産まれるんですか?
みんな満濃池で大きくなっていくんですか?
また成長教えて下さい!
みんな満濃池で大きくなっていくんですか?
また成長教えて下さい!
Posted by みんこ
at 2008年03月19日 09:04

カスミサンショウウオ・・満濃池周辺の湿地に産卵します。1対の卵のう(ぜりー)から生まれる幼生は、20~80匹、大人になって水から上がり雑木林で暮らし、2~3年して再び2月ごろ水辺へ帰ってきますが、その率は非常に悪く1~2匹です。(最近ではイノシシに食われる)
その湿地に1対の卵のうしかないと、まず繁殖は出来ないですね。しかも満濃池周辺の開発で湿地は減る一方ですから、絶滅寸前です。カスミサンショウウオだけでなく、両生類が生きるためには水辺と森と湿地など、すべての自然がきわめて大切なのです。ひと度壊したら二度とかえらないもの、人間の力では戻せないものが、あるのですが、それがどんどん壊されて公園化し観光化していく・・非常に危機感をもってみつめています。
その湿地に1対の卵のうしかないと、まず繁殖は出来ないですね。しかも満濃池周辺の開発で湿地は減る一方ですから、絶滅寸前です。カスミサンショウウオだけでなく、両生類が生きるためには水辺と森と湿地など、すべての自然がきわめて大切なのです。ひと度壊したら二度とかえらないもの、人間の力では戻せないものが、あるのですが、それがどんどん壊されて公園化し観光化していく・・非常に危機感をもってみつめています。
Posted by まんのう池コイネット
at 2008年03月19日 10:46

サンショウウオっていろんな種類があったんですね。
オオサンショウウオしか知らなかったので
こちらの記事をきっかけに検索してみて
とても勉強になりました。
それにしても感動的な写真ですね~
オオサンショウウオしか知らなかったので
こちらの記事をきっかけに検索してみて
とても勉強になりました。
それにしても感動的な写真ですね~
Posted by ししまるくん
at 2008年03月20日 22:34

ありがとうございます。満濃池は、生命のゆりかごです。この池に棲むものだけでなく周辺の森や谷と繋がって、計り知れない宝物をわたしたちにもたらしてくれます。サンショウウオはその一部にしか過ぎません・・・まだまだ隠れたエピソードがたくさんありますね。
Posted by まんのう池コイネット at 2008年03月21日 08:39