2008年05月22日
まんのう 満濃池石碑めぐり 真野池碑

幕末に決壊した満濃池は明治三年に再築されたが、
これを記念して建立された石碑である。碑文の内容は、
前文で平安時代初期における空海の満濃池再築に触れ、
さらに江戸時代初期における丸亀藩主、生駒高俊と
家臣西嶋ハ兵衛による再築を称えている。
続いて安政元年の堤防決壊とそれに伴う被害の
有様を述べ、後半ではこの復旧に関わった高松藩主松平頼総と、
復旧に奔走し底樋の石穴方式を推進した、執政松崎渋右衛門の
功績を称えている。
石碑は矢原正敬の撰文、題額は正敬の染筆、碑文の染筆と碑の
建立は正敬の子息正照である。

真野池石碑の場所はこちら↓
Posted by まんのう池コイネット at 17:05│Comments(0)
│満濃池の歴史・史跡