2008年05月27日
まんのう 満濃池石碑めぐり

大正三年に完成した満濃池のレンガ造りの配水塔の竣工を記念して建立したもので、台座の赤煉瓦は当時、配水塔の外壁に使用したもので築いている。

上の写真は現在の配水塔が出来る昭和30年ころまで使われていた「赤煉瓦(アカレンガ)の配水塔」
配水塔の外壁を築いていた赤レンガで石碑の土台を作っています
満濃池の底樋は明治三年に、池底西側の岩山にトンネルを掘ってこれに代えたが、前部の継ぎ足し部分と竪樋、取水櫓は従来の木造のままであった。そのため明治三十一年には早くも腐食し、仕替え工事を行っている。
ところがその後二十年も経たずしてまたもや腐食したため、当時の最新工法を取り入れてレンガ積みの配水塔に鉄管を布設し、取水バルブ方式に改めたのである。この配水塔は第三次嵩上げ工事で、現在の配水塔が建設されるまで使用されたが、赤レンガの配水塔と呼ばれて注目された。
石碑の場所は神野寺参道に繋がる配水塔へ向う途中の右側山手にある。
碑には 満濃池配水塔 大正三年九月 十三日起工
同年 十二月二十三日完工
全高 六十三フイト
内径 七フイト
外径上部 十五フイト
外径下部 二十四フイト
吸入鉄管 七個
総工費 金一万八千円
Posted by まんのう池コイネット at 09:27│Comments(0)
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